10 月末、私は母親代わりの 96 歳になる義姉に会いに田舎(信州上田)へ行って来ました。紅葉には少し早いかなと思っていましたが、長野行の新幹線あさま 635 号が軽井沢駅に近く成って来ましたら懐かしい浅間山の景色と真っ赤なもみじ。 あゝ、田舎に帰って来たーと心の中で叫びました。 上田駅より車で 30 分。生まれ育った真田町傍陽に到着。 「傍陽」何と読むのか解かりますか。 「そえひ」と読みます。 余談ですが、私の学んだ真田中学校の校章は、真田幸村の真田氏の紋章「かりがね」に中学校を配した校章です。私が小学校 5 年生の時に嫁いできた義姉さんは、病弱だった実母に代わり良く面倒を見てくれ、東京に出て来てからも毎年夏休みには子供たちを連れて帰省していました。 そんな大事な義姉でしたので久しぶりに尋ねてみました。 顔を出した私にビックリし「良く来たな~、良く来たな~」と大歓迎。今はカラマツ林になってしまった昔の畑の話、中学、高校時の昔話「ほうかい、そうだな~。」の方言丸出しの会話で、姪が「良く昔の事思い出して話してたね。」と感心していました。 つぎの朝は「腰が痛い。」と言って起きて来ませんでしたが、「帰るよ」と挨拶に顔を出すと私の手をさすりながら「また来てな~、また来てな~。」と。 義姉さん又来るからね。今回の田舎行は義姉さんに会う目的でしたが、田舎の景色、空気、食べ物、「いいな~、田舎は」 また義姉さんに会いに行こう。

文責 福島