サグラダファミリア(聖家族贖罪)教会

バルセロナ・カタロニア(ピカソ・ミロ・ダリ等を生んだ町で、芸術的なものを生み出す土壌が有った)街に、1882年3月19日、アントニオ・ガウディ(1882~1926)により工事が始まり、140年余り親から子へと受け継がれながら今なお工事が続き、未完の教会、また森のように見えることから未完の森とも呼ばれてきた。歿後100年を期して、2026年には完成を見るようです。
工事資金は、街の人々の浄財や、世界の人々、観光客の寄付金で賄われたが、資金難に陥り、生活困難になり、ボロボロな見すぼらしい姿でも工事を続け、市電にはねられて、ガウディと認識されず、1926年6月10日に亡くなってしまう。出来上がっている聖堂では、ミサが行われて、ガウディも眠っている。人々の心の中にその功績が刻まれ、そして、その弟子たちにより工事は受け継がれた。
私が教会のことを知ったのは、50代の初め友人がスペイン旅行に行って、出来上がっていた塔の一つに昇ったという話を聞いた時でしたが、その後、NHKテレビで放送され、日本人で只一人、彫刻家の外尾悦郎(福岡県出身、京都芸術大卒)氏が、25歳の時、スペインを訪れ、魅せられて試験を受け、言葉の壁を克服し、今に至っている。その中でも「降誕の門」の楽器を持った6体の天使の像を完成させた。2005年には 世界遺産に登録された。
2023年には 中心となる172Mの高さの塔が建ち、大きな星が 世界を照らしている。外尾氏は 工事の工程を後世に遺すことが大切と言い、見える形にして残しているという。自然の力と人間の力のハーモニーで活かし続けなければいけないと言う。
2023年夏の頃、国立近代美術館でガウディ展が開かれ、その折に東京スカイツリーのねじれた建て方が150年近い昔にガウディが考えていた工法

文責 萩原