9 月 17 日(木)10:00~11:45 としま産業振興プラザ(6F)
在宅医療ってなあに?
~くじら在宅クリニック 鯨井一正

■在宅医療とは通院が困難な対象者に対し、自宅や入居施設で「訪問診療(医師・歯科医師)・訪問看護(看護師)・訪問看護(ホームヘルパー)・その他の専門職」などで定期的に包括的に支えられながら療養生活を送ることです。今回は“訪問診療” について講演して貰いました。
■訪問診療とは、体が不自由で外出困難・認知症が進み一人で通院困難・退院後も医療ケアが必要等な自宅に医師が出向き、総合診療・治療をおこなうことを意味し、患者やその家族から相談を受けてサービス提供を行うために診療計画や訪問スケジュールをたてます。
具体的には、「X日のY時」と計画的に月に1~2回での訪問となり、診察や治療、薬の処方、採血、尿検査、カテーテル交換等、療養上の相談や指導をおこないます。また、急変時には緊急往診で入院の手配なども担当し、患者の状態に応じて臨機応変に対応する必要があるため、24時間体制で在宅療養をサポートして貰えます。
訪問診療と往診の大きな違いは「診療が計画的にかつ定期的に行われている」ことで、訪問診療のメリットは通院の必要がなく家族の負担減・自宅での医療受診・急な体調不良時に緊急往診を依頼できることです。
注意点としてこれまでのかかりつけ医が変わる可能性があり、費用の点で通常の診察料に加え、在宅医療のための自己負担が増える場合もあり、費用は月2回の訪問で7000円~8000円程度(1割負担の場合)です。訪問診療を利用するには、
① 直接訪問診療のクリニックに連絡、
② 担当のケアマネージャーに依頼、
③ 退院する際に病院の連携室からの紹介
がありますので、皆さんも気軽に利用して下さい。
■当日は既に1件目の訪問診療を終えた後に、診察衣姿で働き盛りの鯨井医師から分かり易い説明を受けました。受講者のアンケート調査では「もっと早く知りたかった!」との感想です。
“元気!ながさきの会”の会員も健康寿命を出来るだけ伸ばすべく各グループで活動に励んでいますが、今後お世話になる時は通院困難な一人暮らしでも、病気の区別なしに利用できる‟訪問診療”だと思います。豊島区医師会のHPにて「在宅診療可能な医療機関」が紹介されていますので参考にして下さい。
9月17日(水)「としま産業振興プラザ(IKE・Biz)」で開催、参加者は、会員(49名)・一般(19名)
で計68名でした。

熱心に鯨井先生のお話を聞かれている皆さん
