
Ⅰ.終活に向けて
80 歳台の半ばになると“身体機能・認知機能”の低下は思った以上に著しく、毎日の生活で非常に痛感するこの頃で、その対策にどのように対応すべきか悩ましい。「80 歳の壁」「70 代で死ぬ人」「80 代でも元気な人」「老いの品格」「老いの整理学」「老いを愉しむ習慣術」といった後期高齢者の老後を過ごすための本が沢山発行されていますので読み漁っていますが、万人に共通の対策がある訳ではなく、それぞれが自分に合った老いじたくの必要性を実感する次第です。
“老いじたく” となると終活に向けての準備であるが、衣類、アルバム等の整理は割と簡単に仕分けが出来るが「本の整理」は非常に悩ましい。
自分の病気が治る見込みがなく死期が迫ってきたときに、延命治療を断るという死のありかたを選ぶ権利を持ち、それを社会に認めてもらうことが目的の尊厳死協会に入会していますので、延命治療(人工呼吸器、胃ろう、心臓マッサージ等)はしないで、出来るだけ痛くなくつらくない治療を望むところです。
Ⅱ.妻が願った最後の「七日間」
“妻が願った最後の「七日間」”と妻を見送られたご主人(宮本英司)が朝日新聞朝刊(2018 年 3 月9 日)に掲載された記事を下記に添付します。
『 1 月中旬、妻容子が他界しました。入院ベッドの枕元のノートに「七日間」と題した詩を残して。
《神様お願い この病室から逃げ出して 七日間の元気な時間を下さい
一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい あなたがが好きな餃子や肉味噌 カレーもシチューも冷凍しておくわ》
妻は昨年 11 月、突然の入院となりました。すぐ帰るつもりで、身の回りのことを何も片付けずに。其のまま不帰の人となりました。
詩の中で妻は二日目 織りかけのマフラーなど趣味の手芸を存分に楽しむ、三日目に身の回りを片付け、四日目に愛犬を連れて私とドライブに行く《箱根がいいかな 思い出の公園「手をつなぎ歩く》 五日目ケーキとプレゼントを 11 個用意して子と孫の誕生会を開く。六日目は友達とカラオケに行くのだ。そして七日目。《あなたと二人きり 静かにすごしましょ 大塚博堂の CD掛けて 二人の長いお話しましょう》

妻の願いは届きませんでした。詩の最後の場面を除いて。
《私はあなたに手を執られながら 静かに静かに時の来るのを待つわ》
容子。 2 人の 52 年ありがとう。 』
この記事はまたたく間に SNS 上で広がり数日間で 20 万人近くの人が「いいね」と共にシェアされたそうです。
二人は早稲田(文)で同じクラスに在籍して、まじめで出席率の良い彼女(三木容子)からノートを借りた縁で数年後に結ばれた仲の良い夫婦でした。
Ⅲ.趣味
高校時代には美術部に属し絵(油彩)を描いていましたが、定年後は水彩画を習い始め現在も横浜画塾で月二回ほど習っています。その関係で関東地区に在住する卒業生のグループ展が毎年開催され、今年も渋谷で開催されました。
添付の案内ハガキと作品を参照下さい。
文責 有馬 孝之


